”こんな欠陥でていませんか？”

例えば、胸の筋肉が大きく発達した人や反身体の人は上着の胸元がはだけたり、腰からお尻にかけて上着がピッタリとへばりついたようになったり、また横から見ると上着の前裾が吊り上がったようになります。逆に猫背や屈身体の人は上着の背の裾が吊り上がり、前身がだらしなく開きます。３ボタンのスーツであれば一番上のボタンが掛けにくく、無理に掛けると胸部に大きな余りが生じます。撫肩の人であれば肩部が落ち、肩から脇にかけてナナメジワができます。怒肩の人は肩先が服を持ち上げ、首のつく根あたりにツキジワと言って真横に棚のような余りジワができます。いずれの欠陥も本人は気付きにくいものですが、他人から見ればはっきりと分かるものであります。