ルノー(カングー)の話です。
 

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マイカーライフ・・・車のお話


『Kangoo(カングー)日記Part3・・・走行距離1,000Km〜5,800Km』

やってきました青Kangoo(カングー)。納車から1ヶ月ちょっとが過ぎ、現在走行距離が1,000qを少し越えた辺りです。前編にも書きましたが、現車での試乗(MT仕様での)や色確認をせずに注文しましたので、その辺が気になっての納車でした。百点満点ではありませんがほぼほぼ気に入って乗っています。 それでは納車から走行距離1,000qまでのマイKangoo(カングー)レポートをさせていただきます。

青Kangoo(カングー)フロント
  観音開きのリア扉


“納車時・・・ディーラーの一言にちょっとがっかり”

縁起をかつぐ私は納車日を大安の午前中にしようと思っていましたが、都合が合わず仕事帰りに車を取りに行く事になりました。夜の納車はすこし嫌だったんですが。「どんな色だろ。」とワクワクしながらディーラーに着くと、思っていたより少し色のうすい青色のKangoo(カングー)が止まっていました。「あれだな。」とニヤっとしながら近づくと、指定しておいたナンバーが着いていたので、「おー、これこれ。」と自分の車である事が分かりました。第一印象90点。まずまずであります。次にタイヤを確認。ミシュランを履いていました。OKです。納車前に確認したところ、たまにコンチネンタルがはまってくることがあるそうで、ミシュランをはめてくれるよう頼んだのですが、指定できないと言われていたのでほっとしました。やはりルノーにはタイヤはミシュラン、オイルはelfですよね。(写真1)
続いて担当の方から取扱い方法を聞きながらシートに座ってあちこちいじってみる事に。右ハンドルだけどウインカーは左についていて、「という事は右に曲がる時は・・・」という感じでやっていると、見慣れぬスイッチを発見。光軸調整というスイッチであります。聞いた事ありますか?荷物をたくさん積んだりすると車の後ろが下がりますよね。その時にライトが上を向き過ぎないように照らす角度を下げて調整するのだそうです。「フランス人の心遣いか。やるな。」と感心していたのですが、それもつかの間。車内のことを一通り聞いたので、外へ出て塗装のチェックをすることに。するといきなりキズを発見。「キズついてますけど。」の一言に担当者は一瞬「やばっ」という表情を見せましたが、別に誤る事もなく、「フランス車はこうゆうものです。本国で合格して送られてきていますので。」みたいなことをだらだらと。
私はその説明に納得した訳ではありませんが、フランス車と付き合うにはある程度の覚悟が必要である事を改めて認識させられ、それ以上塗装チェックをすることを止めにしました。しかしこのディーラーの対応にはちょっとがっかりしてしまいました。

写真1

“帰路につく・・・初運転”

帰り道、何回かエンストしてしまいました。どうもクラッチのミートポイントが上過ぎてうまくいきません。クラッチが滑っているような感じなんです。もっと奥でつながって欲しいのですが。後日ディーラーに調整を依頼しましたが、調整できないと言われ、慣れて下さいと言われました。ほんとに調整できないのか、またまたディーラー不信であります。だいぶん慣れてきましたがやはり気になります。どなたか詳しい方がおられましたらアドバイスお願いいたします。なんせディーラーは私のKangoo(カングー)がMT仕様の第一号車なので対応も手探りなんです。

“燃費”

慣らし運転中なのでまだ何とも言えませんが、燃費の一番いい時が12q/Pでした。この時は高速で200q位走り街中との比率が半分半分です。車の購入条件に燃費10q/P以上をあげていましたので、この数字だけを見ていると合格なんですが、一番悪い時が6.8q/Pなんです。この差は一体なんなんでしょうか?これから先安定してくるのでしょうか?ハイオク仕様なので6.8q/Pはきついです。燃費レポートはまた報告したいと思います。

“内装・・・お気に入りです”

内装、気に入っています。ハッキリ言って非常にプラスチッキーでちゃちいのですが、使い勝手は非常にグッドです。

現在気に入っている箇所(外装含む)  
 茶Iーバーヘッドコンソールボックス(写真2)  
 塔Tイドコンソールボックス(写真3)  
 買Iーディオスイッチ  
 父潟Aシートのヘッドレスト(写真4)  
 哩ラ室  
 翼潟Aの扉 
 左右スライド扉

窒アれは便利です。ちょっとした物をポンと頭の上に乗せられるので便利です。ティッシュケースなど見えないように置けるし、手をのばせばスッと取れるので便利です。
東牛\収納できてしかも便利です。車内に物が散乱しませんし、見られたくないもの(子供のオムツの予備などを入れています)などをしまっておくのに便利です。救急箱を積もうかと思っています。長い物も積めます
泊I曲、ボリューム調整などをハンドルから手を放さずに行えます。運転中目線をそらす事なく操作できるので安全です。
父wッドレストがかなり上まで伸びるので身長の高い人でも快適です。首の落ち着きがよく、よく寝れそうです。
麻潟Aシート倒せば結構広いラッゲージスペースになります。床がじゅうたんではなくゴム性のシートなので汚れてもサッと拭けます。
翼nッチバック式よりもリアのスペースがなくても開くことができ、扉が軽いのでちょっとした物を積む時に便利です。
駐車場で隣の車とのスペースがないときに子供を乗せたり降ろしたりする際、扉をぶつけたりする心配がないのでグッドです。

写真2(オーバーヘッドコンソールボックス) 写真3(サイドコンソールボックス)
 
写真4(リアシートのヘッドレスト)  

『慣らし運転』

今時の車は慣らし運転不要なんて聞いた事もありますが、慎重派の私は十分に慣らし運転をしようと思っています。メーカー推奨の3,000qまで3,000回転以下で走行しようと思います。走行距離が3,000qを越えたらブンブン回していきたい思っています。  指定の点検は3,000qと5,000qなんですが、オイルはマメに換えておこうと思っています。現在走行距離が1,000qを越えましたので、近々1回目のエンジンオイルの交換に行ってこようと思っています。もちろんelfのオイルで。

『ちょっと考えてみました。』  

私は今まで日本車を乗り継いできましたので外車は初めてです。今回、たまたまフランス車の購入に至りましたが(今ではフランスという言葉に敏感で、何でもフランス製フランス製と喜んでいるミーハーな私ですが)、結果としてそうなっただけで初めから外車を狙っていた訳ではありませんでした。ですから日本車と外車を比較して云々なんて大それたことは言えませんが、でもこのわずか一ヵ月あまりで何がしかその違いを感じています。 日本に居ながらあえて世界一優秀と言われている日本車を買わずに外車を買う。前の車は13年間10万qノントラブルでした。その事実を体験しながらもトラブルの多いと言われているフランス車をあえて購入する。有名高級メーカーの車を所有するようなステイタスを求めた訳でもありません。私が購入したのは現地ではほとんど商用に使われている働く車です。同じ金額を国産車に投じれば数段内装が高級で信頼性がある車を手にすることも可能であったのに。冷静に考えると何かもったいない気がしませんか?  何度も書きましたがKangoo(カングー)は実にちゃちい車です。内装なんかは鉄板むき出しです( 写真5)。

でも車を道具として割り切って考えた場合、この車には感心させられる箇所がたくさんあります。作り手の車に対する考え方を感じる事ができます。第一に安全性です。ちゃちい車ですが安全性の面はとても重要視されています。エアーバック、ABS、衝突安全性能、セキュリティーなどなど。 次に乗り心地。高級車の空飛ぶじゅうたんのような乗り心地と言う意味ではなく、シートのことです。ロングドライブしても疲れません。腰も痛くなりません。 そして、使い勝手とデザイン性。いくら使い勝手がよくてもデザインが悪ければうれしさ半分ですがきちっと両立されています。  ちゃちいけど安全で、乗り心地が良くて、使い勝手とデザインがいい。この辺りがヨーロッパ的考え方なんだと思います。

写真5
今のところトラブルはありませんが、ひょっとすると次回のレポートあたりでトラブル編の登場かもしれません。そうならないことを祈りまして“Kangoo(カングー)日記Prt2”を終わりにしたいと思います。最後までおつき合いいただきましてありがとうございました。

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